モーツァルト戴冠ミサを聴く [演奏会]
昨日は、アマチュア合唱団の演奏会に行ってきました。3時間に及ぶ長い演奏会でしたが、僕が聴いたのは、オペラの合唱曲とモーツァルトの戴冠ミサです。
オペラは、ナブッコ、カルメン、アイーダといった有名曲でした。少人数ですから迫力はありませんが、衣装、振り付けも付けながらの合唱で、なかなかオペラの雰囲気を伝えてくれましたよ。意外(失礼)なほど良かったです。
メインプロの戴冠ミサですが、やはり作品が素晴らしいですね。僕らが演奏したシューベルトのミサ曲第2番(178歳の頃の作品)に比べるとやはりモーツァルト、メロディの深さ、転調の美しさ、なんとも言えず素晴らしかったです。
ただ、合唱パートのことは良くわかりませんが、オケパートの難易度がめちゃ高いですね。特にヴァイオリンパートの難しさはちょっとシューベルトと比較にならないと思いました。アマオケにとっては、相当に時間をかけて練習しないとちょっと人前では演奏できないのでは…と思いましたよ。
それでも、小編成の割には、オルガン(エレクトーン)の重低音も手伝ってか、なかなか重厚な演奏でした。
ソリストたちはプロの方がたでしたが、相当に立派でした。とくにバリトンの方の声質には生理的な好感を持ちました。柔らかくてベルカントな歌声で素敵でした。
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