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初のボロディン交響曲2番! [演奏会]

今、仲間がやっているGオケの定期演奏会に行ってきました。

今回の定期では、ボロディンの交響曲第2番とダッタン人の踊りが採り上げられました。
これまで約25年以上、群響の定期演奏会を聴き続けてきましたが、これらの作品を聴いた記憶がありません。
特に交響曲は僕もディスクを持っておらず、借りたCDを何度か聴いて楽しみに出かけました。

演奏は熱演でしたね~! やはり最後の交響曲が一番の聞き物でした。僕の知り合いの方のソロは柔らかい音色で特に素晴らしかったです。第3楽章で見せ場のあるホルンのトップの人のソロも大拍手でした。あそこまでいくとアマとプロの差がない感じですね。

同じテーマを何度も何度も繰り返し演奏する、実に「くどい」(笑)第1楽章では、弦楽器群の厚みを楽しめました。

まあ、作品については、とても「名作」とは思えませんね…。ドイツ音楽好きからしたら、これって「交響曲」?って思ってしまうシロモノです。ロシアっぽい憂いに満ちたメロディや荒々しいオケの響きを楽しむ作品なんでしょうね。そうした意味では、基本的にダッタン人と同じですね。

中プロでは、フォレのペレアスとメリザンドが演奏されました。なかなかよくがんばっていましたが、この作品の難しさをアマオケの技術が越えられなかったと思いました。フランス物をアマオケが演奏するのは難しいものです。

話は違いますが、先週、G.ヴァントが北ドイツ放送響を振ったブルックナーの4番とレオノーレを演奏したDVDを買ってきて、昨晩聴いてみました。指揮もオケも映像も、会場もすべてが僕には最高でした。会場は、2年前に訪れたリューベックの教会。懐かしさに身が震えました。北ドイツ放送響のコントラバス奏者の中に僕の師匠の大学の同級生がいて、機会があればお会いできる可能性があったのですが、僕が行っていた時期には北ドイツ放送響の演奏会が開かれず、残念ながら涙を呑んだ経緯があります。

このDVDでは、このコントラバスパートが何度も写るのです。これがまた堪えられない!柔らかさと力強さが同居した素晴らしいコントラバスパートでした。






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オデュッセウス

ボロディン:Sym.2最高に好きです!!是非クライバー/シュトットガルト放送響のCDを聴いて欲しいです。オデュッセウスにとってクライバー最高のCDはこれです。このCDで作品を好きになりました。
by オデュッセウス (2008-06-01 23:35) 

ディオニソス

そんな演奏もあったのですね~!
確かにクライバー向きの作品かもしれないですね。
by ディオニソス (2008-06-02 07:12) 

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