オイティン音楽祭のタンホイザー! [ワーグナー]
最近、思い出すように書いていますが、2年前に北ドイツに1か月間派遣され、ホームステイしながら研修を行ってきました。
その際、ウェーバーの生まれた街、オイティンで開催されている音楽祭事務局を訪問してきました。
このオイティン音楽祭、日本ではあまり知られていないのですがドイツでも珍しい野外劇場でのオペラ公演を毎年行っています。
僕が行った時期は、仕込みの時期で上演は見られなかったのですが、野外劇場はもちろんのこと、劇場のとなりにある音楽祭の建物(昔は貴族の馬屋だったそうです)を隅々まで案内してもらえました。
(上の写真はリハーサル室。昔の馬屋ということが良くわかると思います。)
(こちらはかつらを製作する部屋です)
この建物の中には、広いリハーサル室や衣装室、そして指揮者やソリストの専用ルームなどすべて揃っています。
もちろん常設のオケなどは持っていないのですが、近くのハンブルク州立劇場管弦楽団が毎年のようにピットに入っているようで、僕が購入した「魔弾の射手」(2005年の上演記録)のDVDでも素晴らしいオケの音色を聞かせてくれています。
(狭いようで意外に客席があります)
野外劇場と聞いて、正直、あまり良い印象はなかったのですが、実際に会場に入ってみて、驚きました。ギリシャの劇場もそうだそうですが、素晴らしい音響にまず驚きました。声が会場に響き渡るのです。案内してくれた職人さんも上演中は合唱団として参加しているそうで、一声歌ってくれましたが、誰もいない会場に声が響きわたりました。空が見える会場で不思議ですね。
(オケピットです)
さて、このオイティン音楽祭のHP http://www.eutiner-festspiele.de/index.php?pageId=spielplan07 を見たら、今年はタンホイザーを上演するのだそうです。小さな劇場ですから、ワーグナーではタンホイザーがやっとだろうと思いますが、きっと素晴らしい上演になるに違いないと思います。ドイツに行きたい気持ちがさらに昂ぶってしまいました。バイロイトのような超一流の音楽祭にももちろん、訪れたいのですが、こうした小さな上演を堪能してから、バイロイトに乗り込むなんて素敵じゃないですか!音楽祭の期間も今年は7月9日から8月17日ということで、ちょうどバイロイトの時期と重なります!
来年か、再来年バイロイトを訪問したいなって思っているのですが、特に友人が多いオイティンのこの音楽祭を訪れてからバイロイトっていうルートは僕にとってはかなり現実的なものになるかもしれません。楽しみです!
ちなみにタンホイザーは、Stefan Vinke、エリーザベスはStephanie Friedeだそうです。Vinkeはケルンのジークフリート、Friedeはベルリンドイチェオーパーのジークリンデを歌っていたのだそうです、しかもティーレマンの指揮で。
ウエーバーの生家、今は喫茶店になっています!
その際、ウェーバーの生まれた街、オイティンで開催されている音楽祭事務局を訪問してきました。
このオイティン音楽祭、日本ではあまり知られていないのですがドイツでも珍しい野外劇場でのオペラ公演を毎年行っています。
僕が行った時期は、仕込みの時期で上演は見られなかったのですが、野外劇場はもちろんのこと、劇場のとなりにある音楽祭の建物(昔は貴族の馬屋だったそうです)を隅々まで案内してもらえました。
(上の写真はリハーサル室。昔の馬屋ということが良くわかると思います。)
(こちらはかつらを製作する部屋です)
この建物の中には、広いリハーサル室や衣装室、そして指揮者やソリストの専用ルームなどすべて揃っています。
もちろん常設のオケなどは持っていないのですが、近くのハンブルク州立劇場管弦楽団が毎年のようにピットに入っているようで、僕が購入した「魔弾の射手」(2005年の上演記録)のDVDでも素晴らしいオケの音色を聞かせてくれています。
(狭いようで意外に客席があります)
野外劇場と聞いて、正直、あまり良い印象はなかったのですが、実際に会場に入ってみて、驚きました。ギリシャの劇場もそうだそうですが、素晴らしい音響にまず驚きました。声が会場に響き渡るのです。案内してくれた職人さんも上演中は合唱団として参加しているそうで、一声歌ってくれましたが、誰もいない会場に声が響きわたりました。空が見える会場で不思議ですね。
(オケピットです)
さて、このオイティン音楽祭のHP http://www.eutiner-festspiele.de/index.php?pageId=spielplan07 を見たら、今年はタンホイザーを上演するのだそうです。小さな劇場ですから、ワーグナーではタンホイザーがやっとだろうと思いますが、きっと素晴らしい上演になるに違いないと思います。ドイツに行きたい気持ちがさらに昂ぶってしまいました。バイロイトのような超一流の音楽祭にももちろん、訪れたいのですが、こうした小さな上演を堪能してから、バイロイトに乗り込むなんて素敵じゃないですか!音楽祭の期間も今年は7月9日から8月17日ということで、ちょうどバイロイトの時期と重なります!
来年か、再来年バイロイトを訪問したいなって思っているのですが、特に友人が多いオイティンのこの音楽祭を訪れてからバイロイトっていうルートは僕にとってはかなり現実的なものになるかもしれません。楽しみです!
ちなみにタンホイザーは、Stefan Vinke、エリーザベスはStephanie Friedeだそうです。Vinkeはケルンのジークフリート、Friedeはベルリンドイチェオーパーのジークリンデを歌っていたのだそうです、しかもティーレマンの指揮で。
ウエーバーの生家、今は喫茶店になっています!
日本でも野外で可能なところはありますが、、、、これにはさすがに驚きですね。
素晴らしいつくりですよ♪
・・・中途半端なコンサートホールよりはずっといい音響のように思いますね(・・・妄想ですがw)
by bassistic (2008-06-12 22:47)
残念なのは、時期がずれていて僕も実際には上演を聴けなかったことです。このオイティンの野外劇場(音楽祭)はそのユニークさからもドイツでも有名なのだそうですよ!
by ディオニソス (2008-06-12 22:58)
オイティン音楽祭『タンホイザー』とバイロイト音楽祭のはしご、最高ですね!!歌手陣やオケもレベルが高そうですね。ドイツ、行きたいなぁ~。
by オデュッセウス (2008-06-14 23:30)
>はしご、最高ですね
そうでしょう! バイロイトも、リングを狙わず、マイスターなどの単発での申し込みにすれば、チケットが入手できる可能性が高まりますしね!
迷うところです…
by ディオニソス (2008-06-15 06:44)