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ラ・ボエーム、聴いてきました! [演奏会]

今日は、仲間のオケがピットに入ったラ・ボエームの舞台上演を聴いてきました。
主役達は一線級のプロが担当し、合唱やオケはアマが担当するという、新しいオペラ上演の形でした。

結果は、とっても良かったですね。プッチーニのスコアはとても難しいと聞いていた懸念されたオケ(アマ)ですが、素晴らしい出来でした。アマオケとしては、最上級の演奏だったと思いました。時折、ヴァイオリンソロの美しい音色が聞こえてきましたが、これは、元群響のコンマスでしたね。

残念ながら、最後までうっとりするようなカンタービレは味わえなかったですが、アマオケでここまでできれば、凄いことと思いました。相当に練習したのだろうなと思いましたよ。

歌手は、総じて良かったです。特にミミを担当した人は、演技、歌ともによく練れていて、相当に自信があるのだろうなと思って聞いていました。

なんと言ってもプッチーニの音楽を堪能しました。本当に素晴らしい音楽です。涙なしには聴けないのは、やはりプッチーニの音楽の凄さですね。ボヘミアンたちによるコミカルなのだけど、若者の友情に満ちた雰囲気と、愛と死の部分の描き分けが本当に絶妙とさすがと感心しました。

オペラの舞台を見るのは本当に久しぶりでした。もしかするとウィーンで聴いた神々の黄昏以来かもしれません。聴いていて、むしょうにワーグナーが恋しくなってしまいました。

そういえば、バイロイトから申込書が来ていますが、来年はどうしてもドイツに行けないので、どうしようか迷っています。





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コメント 4

けいすけ

アマオケでオペラとは、非常に意欲的な取り組みですね!
一度でいいから体験してみたいものです。

そして演目もまた、個人的に好みな《ラ・ボエーム》!
僕が好む、実質的に唯一のイタリア・オペラです。
今はデッカからリリースされているカラヤン盤で楽しんでいます。
by けいすけ (2009-09-24 00:06) 

ディオニソス

>今はデッカからリリースされているカラヤン盤で楽しんでいます。
僕も中学生の時に初めて買ったのが、カラヤン/ベルリンフィルのLPでした。パヴァロッティのロドルフォが凄かったですよね。

その後、クライバーの来日公演の放映も見ましたが、これはとてもよかったですよ。

その後、バーンスタインのCDも聴きましたが、あまり歌手が良くなくて、それ以来、ボエームに興味を失っていましたが、初めて舞台を見て、よくできた作品だな~と感心しました。

>アマオケでオペラとは、非常に意欲的な取り組みですね!
ちなみに、このオケ、結構ピットも経験しているのですよ、僕が観たのはこれで3度目です。ヘンゼルとグレーテル、夕鶴、そして今回のボエームです。練習大変なのだろうな~!と思いますね。


by ディオニソス (2009-09-24 23:46) 

バルビ

こんばんは。

私の知り合いの中学校の校長さんが、先日「ボエームを前橋でやってきたよ」といってました。この人は、ヴァイオリンを弾くのですが。

アレ、ディオニソスさんが記事に書いたこのボエームの上演のことかな。?

楽しくできたと言ってましたよ。

オペラをやるのも、オーケストラ愛好家(演奏する方)にとっては、また普段と違った面白みがあるんでしょうね。


さて、今月の定期では、次期群響音楽アドヴァイザーに就任する沼尻さんの指揮ですね。

楽しみになってきました。
by バルビ (2009-10-01 17:58) 

ディオニソス

>ディオニソスさんが記事に書いたこのボエームの上演のことかな。?

きっとそうですよ、あのオケ、学校の先生結構、いますからね!

>オペラをやるのも、オーケストラ愛好家(演奏する方)にとっては、また普段と違った面白みがあるんでしょうね。

僕は本当のオペラは乗ったことがないのですが、仲間に聞いたら、弾きながら泣いているっていってましたよ!リスナーでもあり、プレーヤーでもある僕の個人的な意見ですが、弾きながらリスナーとしても感動できるので、2度おいしいと思います。



by ディオニソス (2009-10-01 19:50) 

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