大作曲家の最初の交響曲、マーラーそしてドボルザーク [CD・DVD]
昨晩、無事にマーラーの巨人を弾いてきました。本番は集中して演奏できましたが、練習で上手くいかなかった箇所は、やはり本番もダメでしたね(笑)。初めて演奏してみて、やはりマーラーいいですね~、やっぱり好きな作曲家です。
彼の青春の歌ですね。ワルターが言ったように、この作品は、マーラーのウェルテルなのだと本当に思いました。冬から春になって、緑が芽吹き、小鳥たちが歌い始める中、主人公が晴れやかな歩みを始め、その歩みは紆余曲折の末、最後には若い力が爆発するような歓喜のクライマックスに至る第一楽章は、やはり演奏していて、マーラーの心が直接訴えかけてるのが、聞こえるようでした。
第2楽章は、コントラバスパートにとっては、本当に聞かせどころですよ。最初の原始的なリズムからして、いかにもコントラバスといった、奏者を楽しくさせてくれる良い楽器の扱いです!トリオでは、夢見るような懐かしい響きが聞かれます。
第3楽章は、いわずもがなのコントラバスのソロから始まります。昨晩ソロを弾いた方、素晴らしかったです。練習のときにも、指揮者の方から「なぜプロにならなかったの!」なんて言われてましたよ。この楽章は、全てピッチカートです。音もシンプルで、それでもこれだけの複雑な音楽を構成するのですから、マーラー、やはり凄い作曲家ですね。
強烈な爆発から始まるフィナーレは、本当に激烈な音楽です。映画音楽のような詩情に満ちた歌を持つ第2主題は、本番では、本当に指揮者の先生の気合が入って、こちらとしても気持ちを込めることができました。ホルンが立ち上がって吹奏するクライマックスは、コントラバスパートはあまりに忙しく見ている余裕など全くありません。真のクライマックスです。それでも意外に弾きやすいパッセージの連続なので、弾いていて気持ちが良かったですよ。
さて、今日、本屋でまた新しいCDを買ってきました。ドボルザークの交響曲第1番です。皆さん、知らないでしょう!!僕も知らない曲です。何気なくCDコーナーを見ていて、マーラーの若書の交響曲を演奏したこともあって大作曲家の1番シンフォニーに興味があって、ブルックナーの1番と迷ったのですが、聴いたことのない、まあ、珍曲と言ってもいいのではないでしょうか、ドボルザークの1番を買いました。聴いたらこのコーナーで感想を書きたいと思います。
彼の青春の歌ですね。ワルターが言ったように、この作品は、マーラーのウェルテルなのだと本当に思いました。冬から春になって、緑が芽吹き、小鳥たちが歌い始める中、主人公が晴れやかな歩みを始め、その歩みは紆余曲折の末、最後には若い力が爆発するような歓喜のクライマックスに至る第一楽章は、やはり演奏していて、マーラーの心が直接訴えかけてるのが、聞こえるようでした。
第2楽章は、コントラバスパートにとっては、本当に聞かせどころですよ。最初の原始的なリズムからして、いかにもコントラバスといった、奏者を楽しくさせてくれる良い楽器の扱いです!トリオでは、夢見るような懐かしい響きが聞かれます。
第3楽章は、いわずもがなのコントラバスのソロから始まります。昨晩ソロを弾いた方、素晴らしかったです。練習のときにも、指揮者の方から「なぜプロにならなかったの!」なんて言われてましたよ。この楽章は、全てピッチカートです。音もシンプルで、それでもこれだけの複雑な音楽を構成するのですから、マーラー、やはり凄い作曲家ですね。
強烈な爆発から始まるフィナーレは、本当に激烈な音楽です。映画音楽のような詩情に満ちた歌を持つ第2主題は、本番では、本当に指揮者の先生の気合が入って、こちらとしても気持ちを込めることができました。ホルンが立ち上がって吹奏するクライマックスは、コントラバスパートはあまりに忙しく見ている余裕など全くありません。真のクライマックスです。それでも意外に弾きやすいパッセージの連続なので、弾いていて気持ちが良かったですよ。
さて、今日、本屋でまた新しいCDを買ってきました。ドボルザークの交響曲第1番です。皆さん、知らないでしょう!!僕も知らない曲です。何気なくCDコーナーを見ていて、マーラーの若書の交響曲を演奏したこともあって大作曲家の1番シンフォニーに興味があって、ブルックナーの1番と迷ったのですが、聴いたことのない、まあ、珍曲と言ってもいいのではないでしょうか、ドボルザークの1番を買いました。聴いたらこのコーナーで感想を書きたいと思います。
マーラーの本番、お疲れ様でした。
私は、吹奏楽の経験はあっても、オーケストラの経験はないので、うらやましいです。まして、この作品を演奏できるなんて。スバラシ。!
ドヴォルザークの1番は聴いたことないですね。下野さんが読響でドヴォルザークシリーズをやっていましたね。興味があったんですが、結局行きませんでしたけれど。
私も一番なら、ブルックナーをとりますからね。
関係ないですけれど、来年の群響の合唱曲付き演奏曲は、ウォルトンのベルシャザールの饗宴に決まったらしいですね。
内容的なことはあんまり分かりませんが、この豪華絢爛たる曲を私は結構好きなので、期待しています。
by バルビ (2009-11-30 17:50)
バルビさん、こんばんは。今、聴きましたよ。ドボルザークの1番。
面白かったです。第1楽章が始まった瞬間、「なかなかいいじゃん!」と思いました。響きが素朴で美しいですし、なかなかの力作と思いましたよ。ただ、第4楽章があまりに??な音楽で驚きました。
ドボルザークの構成力には??という人が結構多いですが、それに反論する人でさえ、この第4楽章を聴いたら、本当にそう思ってしまうと思います。転調もあまり効果的でないと思いますし、まあ、いずれにしても若い作品ですね。
一緒に入っている、伝説という作品を聴いたら、本当に円熟していて驚きました。経験ということはやはり凄いことなのですね!
>ウォルトンのベルシャザールの饗宴に決まったらしいですね。
知らない作品です。ただ、ウォルトンはヴィオラ協奏曲が素晴らしいですし、王冠行進曲やスピットファイヤーも格好良くて好きです!!
by ディオニソス (2009-11-30 21:57)
本番お疲れ様でした。
(読んで)満足のできた内容になったように感じましたよ。(あくまで主観ですがw)
書かれているように2と4楽章は弾いていて気持ちのいいものですね。
同感です。
・・・って、3のソロを弾くなら2は楽しめないでしょうが。。。w
でもやっぱり一度は弾いてみたいものですよね??3楽章のソロ♪
by bassistic (2009-11-30 23:36)
こんにちは、bassisticさん。
>でもやっぱり一度は弾いてみたいものですよね??3楽章のソロ♪
うちのAオケでは、2011年の定期で採り上げますので、誰が弾くのか、怖いです(笑)。うちのオケは、トップを持ち回りなので…。
>(読んで)満足のできた内容になったように感じましたよ。
お手伝いのレベルとしては、ぎりぎりセーフって感じですかね。ただ、やっぱり、自分のオケで譜面を暗譜するまで練習していたドボ8とは比較になりませんでしたね。2年後の定期ではそこまでいけると思います!
by ディオニソス (2009-12-01 07:28)