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イタリアン・バイオリンの魅惑!

先先週、息子のバイオリンを選定に師匠と一緒に東京に行ってきました。

これまでの4分の3と異なり、フルサイズですから、一生弾ける楽器をということで、選定は全面的に師匠にお任せして僕はもっぱら聞き役でした。
予算はナイショですが、小学生に買ってあげるものとしては破格の金額であることは確かです。我が家の貯金はすっからかんになってしまいました。(涙)

さて、予算に対応した楽器を5、6本用意してくれました。先生の音を聞いていると本当に楽器によってキャラクターが違うことに驚きましたね。箱鳴りするもの、太い音のするもの、いろいろありましたが、最も甘い音色がする楽器とすごく乾いた音のする楽器の2種類に絞りました。

ここで初めて、ラベルを見ると、甘い音がする方が1960年代のイタリアの楽器、もう片方は1700年代のドイツの楽器でした。

何度も息子と先生が弾いてみて、最終的にイタリアの楽器を選びました。決め手は、楽器の健康状態と音色の美しさです。ドイツの楽器は音がしっかりしていて、良かったのですが、イタリアの楽器は、息子が弾いてもはっきりとバイオリンらしい甘い音色が響いていました。先生、息子共にイタリアがよいという結論に難しい達して、これに決めました。

イタリアのModenaという街の楽器で、後でインターネットで調べたら、19世紀末に活躍した、かなり有名な製作者の息子の作品ということが分かりました。
お父さんの作品はちょっと手が出ない額でしたが、当然、父親の工房で修行したのでしょうから、父親ラベルの作品も息子の作品と言えるものもあるのかな、なんて考えたら、今回の選択は上手かったのかなとちょっと、うれしくなってしまいました。

まだまだ、先生のような素晴らしい音はしませんが、これから、この楽器と共に息子が成長してくれるのが、本当に楽しみです。
violin.jpg

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