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祝・日本クラシック音楽コンクール全国大会フルート部門5位入賞! [コンクール]

今日は、娘が出場する日本クラシック音楽コンクール全国大会がかつしかシンフォニーヒルズのアイリスホールで開催され、週末出勤の振替休日を取って、僕も行ってきました!

昨年は、全国大会に出演できただけで満足してしまい、入賞できなかったことにもあまり悔しさはなかったのですが、今回は、娘は本気モードで練習を積んでおり、師匠の手厚い指導の下、完成度も高くなっていたので、入賞の期待を持って本番当日を迎えました。

着いてすぐに中学生の部のコンクールを聴いたのですが、ホールの素晴らしい響きに嬉しくなりましたね。

さて、高校の部が進み、娘の出番となりましたが、舞台上に出てきた娘がこれまでになく堂々としていてまずは安心しました。場数を踏んできた成果ですね。

曲の冒頭のフルートの登場部分をまずは無難にこなし、それから最後まで落ち着いて表現を丁寧に演奏することができました。

僕は今回の37名の出場者のうち、娘の前後の10名ほどの演奏を聴いたのですが、音色の豊穣さとフレージングの自然さは娘の特長だな〜と改めて認識しました。

特に第2主題やロンド形式のCの新メロディの部分などは、本当に美しいソノリテで、音程の良さと歌の自然さが耳の良さをはっきりと表していたと思いました。

一方、低音の力強さや音楽の強靭さにやや欠けるのが今後の課題でしょうね。

他の参加者も、さすが地区予選、地区本選を抜けてきただけあって、レベルは大変に高く、選曲もイサンユンのエチュードやベームのグランドポロネーズ、タファネルのミニオン、魔弾、イベールのコンチェルトなど難曲を取り上げていて、ほとんどの人がミスなく吹いていたことには驚かされました。

そんなこともあって、順位はどうなるかなとは思いましたが、娘の演奏はとてもきれいで全体的に減点箇所が見当たらなかったこともあって、今回は入賞を確信しました。

表彰式が始まり1位から順次発表が行われましたが、1位、2位は該当なし、3位、4位は別の方が受賞したので、ちょっとガッカリしていたところ、なんと、入賞最後の5位で娘が呼ばれました!

娘は3位以内に入れなかったことを残念がっていましたが、全国大会で、しかも2年生で5位に入賞できたことは本当にスゴイことです。

今年の最後をうまく飾れたので、本当によかったです。これからは、学校の後期試験に向けてカルクエラートというドイツ近代の作曲家によるアパッショナートソナタという無伴奏作品に取りかかります。

IMG00470.jpg

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バルビ

素晴らしい! 娘さんの入賞、本当におめでとうございます。努力の成果が実って佳かったですね。

まだ2年生ですから、来年またその上を狙って挑戦していけますね。

佳いクリスマスになりそうで、なによりです。

娘さんの、今後と奮闘と活躍をお祈りします。
by バルビ (2012-12-22 16:40) 

Forte

ありがとうございます!

今回は、娘はもちろんだと思いますが、応援していた僕ら家族も本当にうれしかったです。

まさかの夏の学生音コンで流した涙が今回の演奏に向けた準備に結実したと感じました。

今回の演奏の完璧ぶりには、聴いていた家族も驚いたほどです。
入賞者はみな見事でしたが、上位の入賞者との差は僕ら素人にはちょっとわからなかったほどです。

師匠によれば、ここまでくるとあとは審査員の趣味によってしまうとのことでした。

本当によく歌う演奏ができるようになってきましたので、来年に向けて、音楽の大きさと歯切れの良さがさらに加わるといいのかなと思っています。期待していてくださいね!





by Forte (2012-12-22 22:23) 

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