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大阪センチュリーの運命 [演奏会]

今日は、大阪センチュリーを聴いてきました。ベートーヴェンの皇帝&運命プロです。指揮は、群響にも時折客演する小泉和裕氏。群馬で最も音響が素晴らしいと言われる笠懸のホール。

さて、今日の興味は、2日前に同じ会場で聴いた群響や先週の金曜日に聴いたアンサンブル金沢との比較でした。

演奏会全体を通して聴いてみて、バランスのとれた正統的なタイプのオケと思いましたが、オケ全体の音色の魅力はまだまだ我が群響にはちょっと及ばないと思いましたね。

今回、群響を含め3つのオケをたて続けに聴いたわけですが、どうしてもひいき目に見てしまうとは思うのですが、我が群響の充実ぶりを再確認する結果となりましたよ。もし、この感想に「本当?」と思われたら、3月27日[土]の3時から、すみだトリフォニーホールで群響の本気モードの演奏を聴けますので、ぜひ、お聴きになってご自身の耳でご判断くださいね!http://www.gunkyo.com/contents.php?MODE=2&CTYPE=1&OCD=35

さて、1曲目のソロを弾いた本県前橋市出身の菊地洋子さんのピアノは素晴らしかったはずなのですが、僕自身の体調ためか、冒頭1分で眠りの中に突入し、万来の拍手の中で起きました。菊池さん、ごめんなさい…

後半の運命では、コントラバスパートがよく聴こえる席に移りました。運命のコントラバスパートはほんと凄いですね。3楽章のトリオを始めとしたパッセージにおける首席の奥田さんの弾きっぷりがかっこよかったです。ベートーヴェンのシンフォニーのコントラバスパートはどれも凄いです。

よくよく考えてみたら、この1か月に3番(群響定期)、5番(今日のセンチュリー)、7番(金沢)と奇数の名曲を立て続けに聴いていたことを思い出しました。作品的には、圧倒的に3番が好きですが、演奏で印象に残ったのは、鮮烈な印象だった金沢の7番ですね。今日の大阪は、よくも悪くも中庸な感じでした。小泉氏の指揮は、カラヤンそっくりですが、出てくる音は普通な感じですね。この演奏比べると金沢を振った飯森さんは古楽器のテイストを生かしながら、颯爽とした演奏を繰り広げていました。

自分のAオケの来年の定期では、ベートーヴェンをやってみたいですね。3番か7番が希望です。両曲ともすでにAオケでは定期で演奏していますが、僕自身はコントラバスではやったことがないので、大変なのは承知の上です。

いずれにせよ、大阪センチュリーと先日のアンサンブル金沢の皆さん、遠く群馬の地まで来演いただきありがとうございました!
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バルビ

こんばんは。

今回の3オーケストラの公演は、めったにないことでしたのに、いずれも野暮用で行けませんでした。残念です。

昔も札響・京響などと、こういった試みはやっていたわけで、大変に意義ある公演ですよね。継続してやってほしいものです。

ディオニソスさんの感想を読んで、嬉しくなりましたよ。勿論、他のオーケストラの充実も期待していますが。

このところの定期その他の公演を聴いても、私も群響の演奏の充実ぶりには感心しているところです。

春の祭典も楽しみですが、さしあたっての11月定期。トゥルノフスキーさんのドヴォルザークとブラームス、期待しています。
by バルビ (2009-11-04 19:52) 

ディオニソス

そうですね。11月定期は、個人的に今年の期待NO.1の演奏会ですね。桐生に行くか、高崎で聴くかちょっと迷っています。音響だと桐生、会場の熱い雰囲気だと高崎ですよね。

その他の群響定期で楽しみなのは、3月のパリプログラムと、2月のブルックナー3番です。バルビさんはいかがですか?


by ディオニソス (2009-11-04 21:03) 

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