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女子高生のオケがラフマニノフの交響曲第2番(;゚Д゚)! [演奏会]

昨日、県内の老舗女子高校の管弦楽部の演奏会を聴いてきました。

県立桐生女子高校管弦楽部です。

IMG00364.jpg

興味があって、ここ数年、毎年聴いてきましたが、昨年のブルックナーの4番に続き、今年は、またまた難曲のラフマニノフの交響曲第2番を演奏しました。

団員にAオケ団員のお孫さん(!)がいることもあって、応援も兼ねて出かけました。

さて、曲目は、シャブリエの狂詩曲「スペイン」,、シュトラウスのワルツ「皇帝円舞曲」、007やスターウォーズの映画音楽などに続いて、ラフマニノフ交響曲第2番という結構、大変なプログラムでした。

前半、聴き始めて、驚きましたね。しっかり練習していて、隙がない演奏。.正直、弦楽器は1,2年ではなかなかモノにならないので、このレベルは期待していなかったのですが、かなりしっかり演奏している。二重マルでしたよ。きっと、指揮の先生やトレーナーの先生方の指導が良いのでしょう。練習量も推してはかるべきですね。

皇帝円舞曲など、もしかして、先日の僕らの演奏よりもしっかりしているかも…、なんて思ってしまったほどです(#^.^#)

さて、映画音楽を楽しく聴いてから、最後のラフマニノフですが、これは相当の難曲ですね。2、3年生のみの合奏(55名!)になるので、弦のプルトが少なく、正直、濃厚なラフマニノフの良さを出すにはちょっと不足ですね。

でも、これがライブの不思議さ、聴いているうちに、そうした音の薄さも気にならなくなってきて、次第に、女子高校生たちの気合に引き込まれていった気がします。

指揮の先生の解釈もロマンティックで、曲の良さを引き出しています。また、各パートも臆することなく、演奏するので、聴いていて気持ちがよい。コントラバスやチェロパートの弾きっぷりは特に気に入りました。各パートのソロもなかなかのものでした。

アンサンブルの難しい、第2楽章は特によかったです。

やはり難しいのは第4楽章…。この楽章はオケの厚みと個々の奏者の技術が必要な楽章でしょうね。

聴いていて、僕らのAオケも苦労するだろうなと思いました。

クライマックスが延々と続く感じなので、その中で、表情を細やかにつけていくまでには至らなかったですね。

ラフマニノフは敢闘賞でしょう。この曲を演奏できるだけでもすごいのに、作品の魅力を伝えることができて、ほんとうにすごいですよ!団員の皆さん、お疲れ様でした。きっと、ラフマニノフの毒(魅力)に取り憑かれたのではないでしょうか!!

ちなみに大ホールが一杯でした。ご家族のほか、近隣の男子高校の野球部の生徒さんなどがお客さんに見えて、女子校ならではの雰囲気で面白かったです。

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