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飯守泰次郎先生と若いプレーヤーによるショスタコーヴィッチ5番! [子供のオケ]

さる日曜日、毎年太田市で開催されている、ぐんまアマチュアオーケストラフェスティバルの修了コンサートを聴いてきました。

今年は、2つのソロのコンクールに参加している娘は不参加で、息子だけが参加しました。僕もマーラーの復活とラフマニノフの2番を抱えているので、迷った末、参加は見送りました。

ということで、最終日の演奏会だけを聴いてきました。

息子からは、「CDで聴いているバーンスタインとは全然ちがうよ。飯守先生の解釈はすごい!」と聞いてきましたが、実際に聴いてみて、飯守先生の解釈は想像を超える凄まじさでした。

この作品がなんと真実味をもって響いたことか!

彫りが深くて、しかも恐い演奏でした。
第一楽章の不安と圧倒的でネガティブな力の誇示、
第二楽章の気狂いピエロのような踊り、
第三楽章の涙さえも流すことのできない悲しみ、
そして、
フィナーレの強制された喜び。

すべてが真実の結晶となって作品に凝縮してることが、鬼神のように表現を求める飯守先生によって顕となっていましたね。

そして、それが若いプレーヤーたちの瑞々しい感性で圧倒的な音響で表現されましたね。レベルの高さには本当に驚嘆させられましたよ。各楽器とも素晴らしい演奏でした。

これまでのBオケ最高の演奏ではないでしょうか。

うちの息子も吹奏楽コンクールが終わって、ようやくとれた休みを返上してヴァイオリンに打ち込んでましたが、演奏会終了後、清々しい顔で帰って来ました。
中学生のうちから、このような体験ができるのは、子供たちにとっては、大変なことと思います!
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