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ティーレマンのワルキューレ第2幕、あまりに深く美しいドイツ語の響き! [ワーグナー]

今週末、土曜日に二期会が上演するワルキューレを観劇に出かけます。先週には「妖精」日本初演に出かけましたので、2週連続でワーグナーを観ることになります。最近は、年間1作と決めていましたので、僕にとっては珍しいことです。

そうしたこともあって、今日は、(車の中ではありますが)ティーレマンが昨年バイロイトで振ったワルキューレの第2幕の第1場を聴きました。

いや~、深いです。これは、やはり非凡な演奏でしょう。運転しながらですが、解釈の深さに聴き入ってしまいました。とりわけヴォータン役のシュトルックマンのドイツ語が本当に素晴らしく響きます。これまでナマで聴いたシュトルックマンのドイツ語は本当に素晴らしかったのですが、ここではそれ以上に美しく、そして深くテキストが響いています。明らかにティーレマンの解釈が寄与していると思いますね。メロディラインがくっきりと浮かび上がるのみならず、ドイツ語の音としての響きが、大きな弧のように描かれるフレージングによって深く響くのは感動的でさえあります。ティーレマンの解釈は、本当に叙事詩的ですね。雄大にして荘厳。僕にとっては究極のワーグナー演奏のように感じます。

さて、今晩はAオケの練習日でした。練習曲目は、白鳥の湖です。今日は、仲間とともにとても気分よく弾けました。あと2週間になりましたが、バスパートは本番ではガリガリ弾きますよ~!


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