日本管弦打楽器ソロコンテスト予選通過 [コンクール]
久しぶりに記事をアップします。
今日は、川越市の東邦音楽大学で日本管弦打楽器ソロコンテストの予選が開催され、息子が中学生弦楽器の部に出場しました。
息子にとっては、昨年のクラコン以来のコンクールでした。
息子は、かつて全国大会で金賞をとったこともある名門中学校の吹奏楽部に入部以来、ヴァイオリンの練習時間がほとんどとれなくなっていました。
そんな状況に危機感を持ったことから、モチベーションをキープしながら、毎日の練習を継続していくために息子と相談して、このコンクールにエントリーしました。今では、毎朝1時間練習をしてから学校にいくようになりました。
このコンクール、吹奏楽中心のコンクールなので、弦楽器の部といっても、9名の出場者のうち、ヴァイオリンが4名と多いのは普通ですが、残りの5名はチェロでも、ヴィオラでもなく、コントラバスという特殊な構成なのです。
したがって、審査員も予選ではヴァイオリン、指揮の専門家に加えてコントラバスの専門家が入っているのが特徴です。
審査は一緒に行われますが、正直、長い年数をかけて勉強してきているヴァイオリンと入部後1年程度しか経っていないコントラバスの出場者を同列で審査することはナンセンスでしょう。
結局、本選には、うちの息子を含めてヴァイオリン3名、コントラバスは2名が通りましたが、落選してしまったヴァイオリンの出場者の方が、合格したコントラバスの出場者よりも劣ったということはもちろんないのは言うまでもありません。
複数の楽器をまとめて審査することの難しさですね。
さて、息子は、バロック時代のヴィターリが作曲し、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲に助言をしたダヴィットというヴァイオリニストが編曲したシャコンヌg-mollを演奏しました。
この作品、ヴァイオリン学習者であればよくご存じの作品で、モーツァルトの協奏曲やブルッフの協奏曲に入る前に取り上げられるようです。
一種の変奏曲なのですが、やはりバロックの作品を超越した極めて大柄でロマンティックな作品です。重音も多用されており、跳躍もロマン的なものとなっています。
こんな曲です↓
息子にとってもこれまでになく難曲で、重音や跳躍の音程を取るのが大変だったようです。
ただ、今日の演奏では、いつになく丁寧で音程が安定していました。勢いや迫力には欠けましたが、いわばコンクール向きの演奏でしたね。特に音色については大変きれいで、出場者の中では、抜きん出ていたと感じましたよ。
審査員の講評でも音色やフレージングが評価されていました。
「艶のある甘い音色魅力的です。」
「フレーズの捉え方、息づかいの感じられる音楽性素晴らしい」
「音楽の流れが自然でとても美しかったです」等々
一方、細かい音程についてはやはり全員の審査員から課題を指摘されました。ここは本選に向けての改善点です。
合格した5名の中では、ブルッフの協奏曲の第3楽章を演奏した2年生の演奏は聞き応えがありました。迫力もありましたし、この子が1番だったですね。
本選は12月25日です。それまでに、細かい音程や表現を見直してなんとか良い成績を残せれば最高です。
今日は、川越市の東邦音楽大学で日本管弦打楽器ソロコンテストの予選が開催され、息子が中学生弦楽器の部に出場しました。
息子にとっては、昨年のクラコン以来のコンクールでした。
息子は、かつて全国大会で金賞をとったこともある名門中学校の吹奏楽部に入部以来、ヴァイオリンの練習時間がほとんどとれなくなっていました。
そんな状況に危機感を持ったことから、モチベーションをキープしながら、毎日の練習を継続していくために息子と相談して、このコンクールにエントリーしました。今では、毎朝1時間練習をしてから学校にいくようになりました。
このコンクール、吹奏楽中心のコンクールなので、弦楽器の部といっても、9名の出場者のうち、ヴァイオリンが4名と多いのは普通ですが、残りの5名はチェロでも、ヴィオラでもなく、コントラバスという特殊な構成なのです。
したがって、審査員も予選ではヴァイオリン、指揮の専門家に加えてコントラバスの専門家が入っているのが特徴です。
審査は一緒に行われますが、正直、長い年数をかけて勉強してきているヴァイオリンと入部後1年程度しか経っていないコントラバスの出場者を同列で審査することはナンセンスでしょう。
結局、本選には、うちの息子を含めてヴァイオリン3名、コントラバスは2名が通りましたが、落選してしまったヴァイオリンの出場者の方が、合格したコントラバスの出場者よりも劣ったということはもちろんないのは言うまでもありません。
複数の楽器をまとめて審査することの難しさですね。
さて、息子は、バロック時代のヴィターリが作曲し、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲に助言をしたダヴィットというヴァイオリニストが編曲したシャコンヌg-mollを演奏しました。
この作品、ヴァイオリン学習者であればよくご存じの作品で、モーツァルトの協奏曲やブルッフの協奏曲に入る前に取り上げられるようです。
一種の変奏曲なのですが、やはりバロックの作品を超越した極めて大柄でロマンティックな作品です。重音も多用されており、跳躍もロマン的なものとなっています。
こんな曲です↓
息子にとってもこれまでになく難曲で、重音や跳躍の音程を取るのが大変だったようです。
ただ、今日の演奏では、いつになく丁寧で音程が安定していました。勢いや迫力には欠けましたが、いわばコンクール向きの演奏でしたね。特に音色については大変きれいで、出場者の中では、抜きん出ていたと感じましたよ。
審査員の講評でも音色やフレージングが評価されていました。
「艶のある甘い音色魅力的です。」
「フレーズの捉え方、息づかいの感じられる音楽性素晴らしい」
「音楽の流れが自然でとても美しかったです」等々
一方、細かい音程についてはやはり全員の審査員から課題を指摘されました。ここは本選に向けての改善点です。
合格した5名の中では、ブルッフの協奏曲の第3楽章を演奏した2年生の演奏は聞き応えがありました。迫力もありましたし、この子が1番だったですね。
本選は12月25日です。それまでに、細かい音程や表現を見直してなんとか良い成績を残せれば最高です。
こんにちは~。
息子さん、本選進出おめでとうございます!
というか、もう中学生なんですね・・・(^^;)
なんとなく数年前のまだ小さいイメージがあったのでそこにビックリ(笑)。
それにヴァイオリン一筋なのかと思ってたら
名門吹奏楽部にも所属って・・・すごく忙しいですね。
お勉強もしなくちゃだし、大変だわー。
こういうの読んでると、私もやらなきゃなーと。
まず弦を・・・と思いましたが、年末は物入りで金欠(´・ω・`)。
毛替えもしなくちゃだし・・・ほんと楽器はお金が飛びますねTT
ではまた~。
by あよ (2012-11-28 12:29)
ありがとう~!! 娘に続けて息子もよくがんばったと思います。本番はノーミスでした。
>数年前のまだ小さいイメージがあったのでそこにビックリ(笑)。
もう、あよちゃんよりも身長大きいと思いますよ。生意気盛りで大変ですよ…
>私もやらなきゃなーと。
年明けあたりでお待ちしてますよ。3月の本番は練習来れなくてもいいので、参加してくださいよ。
>まず弦を・・・
ぜひオブリガートかエヴァピラッツィを試してみてください。
エヴァは、2年目になりましたが、絶好調です。ちょっとテンションが高いですが。
by Forte (2012-11-28 20:46)