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ラ・ボエーム、聴いてきました! [演奏会]

今日は、仲間のオケがピットに入ったラ・ボエームの舞台上演を聴いてきました。
主役達は一線級のプロが担当し、合唱やオケはアマが担当するという、新しいオペラ上演の形でした。

結果は、とっても良かったですね。プッチーニのスコアはとても難しいと聞いていた懸念されたオケ(アマ)ですが、素晴らしい出来でした。アマオケとしては、最上級の演奏だったと思いました。時折、ヴァイオリンソロの美しい音色が聞こえてきましたが、これは、元群響のコンマスでしたね。

残念ながら、最後までうっとりするようなカンタービレは味わえなかったですが、アマオケでここまでできれば、凄いことと思いました。相当に練習したのだろうなと思いましたよ。

歌手は、総じて良かったです。特にミミを担当した人は、演技、歌ともによく練れていて、相当に自信があるのだろうなと思って聞いていました。

なんと言ってもプッチーニの音楽を堪能しました。本当に素晴らしい音楽です。涙なしには聴けないのは、やはりプッチーニの音楽の凄さですね。ボヘミアンたちによるコミカルなのだけど、若者の友情に満ちた雰囲気と、愛と死の部分の描き分けが本当に絶妙とさすがと感心しました。

オペラの舞台を見るのは本当に久しぶりでした。もしかするとウィーンで聴いた神々の黄昏以来かもしれません。聴いていて、むしょうにワーグナーが恋しくなってしまいました。

そういえば、バイロイトから申込書が来ていますが、来年はどうしてもドイツに行けないので、どうしようか迷っています。





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ウィーン放送交響楽団の運命&ブラ1 [演奏会]

昨日は、群響の本拠地で行われた、ウィーン放送交響楽団の演奏会に行ってきました。

このオーケストラ、ウィーンフィル、ウィーン交響楽団という世界的に有名な2大オケに続くウィーンのオケで、以前は、オーストリア放送響と呼ばれていたオケです。僕は、バーンスタインが自らのオペラ、「クワイエット・プレイス」を初演したCDを保有しています。

さて、曲目は、やはり来日公演らしい、名曲プロ、オベロン序曲に運命、ブラ1という重いもの。指揮は、モスクワ放送響や群響との演奏でも親しんでいたドミトリー・キタエンコ。期待して息子と出かけました。

演奏が、始まると、まず、オケの音色感のよさが伝わってきました。音は、いかにもドイツ・オーストリア系という感じで、ややこじんまりしていますが、管楽器、弦楽器ともによく音がまとまっていて、好感が持てる演奏でした。

運命では、あまり緊張感がなく始まって、大丈夫かな?と心配しましたが、プレーヤーが音楽に没入始めると次第に音楽が息づいてきましたね。フィナーレなどは、立体的な響きが味わえ、さすがと思わせてくれました。それにしても、久しぶりにコンサートで聴いた運命、やはり素晴らしい作品ですね。特にチェロバスの音色がまろやかかつ、重厚なので大変聴き応えがありました。

ブラ1は、キタエンコの解釈が実にロマンティックであることもあって、やや重厚さや迫力に欠けましたが、それでも、各奏者に端正な中にも歌心があって、最後には納得させられてしまいました。

こうしたオケ大好きです。今度、ドイツの中堅オケも聴いてみたいです。ただ、チケットの値段が高いこともあって、会場がガラガラだったことが残念でした。
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ウィーン国立歌劇場のくるみ割り人形、チケットゲット!! [演奏会]

今日、ウィーン国立歌劇場のチケットサービスからメールが届き、チケットを5枚ゲットしました!
席は、ギャラリー席なので、相当に遠いですが、5席で174ユーロですから、リーズナブルです!

後は、神々の黄昏です。これが取れるかどうか、これが問題です。
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初めての東京佼成ウインドオーケストラを聴く [演奏会]

今、東京佼成ウインドオーケストラの演奏会を聴いてきました。
高崎で行われているミュージック高崎ジャパンというイベントの一環です。チケットをいただきましたので、群響のホームグランドである音楽センターでの公演。正直、プレーヤーは気の毒だなと思いながら、家族で聴いてきました。曲は、以下のとおりです。

1 コープランド/市民のためのファンファーレ
2 W.ウィリアムズ/イギリス民謡組曲
3 ミヨー/フランス組曲
4 木挽歌/小山清茂
5 グレインジャー/コロニアル・ソング
6 第4組曲/リード

指揮は、ダグラス・ボストックという人。

感想は、う~ん、いただけないですね。学生時代に東京佼成をリード自身が振ったディスクをよく聴いていましたが、どうも、響きが薄くて好きではありませんでした。ナマではどうかなと思いましたが、印象は変わらなかったですね。

厚みが感じられず、音量の大きさだけが印象に残ります。打楽器の強打も、オケではあまり聴かれないものですが、あまりよい印象ではありませんでした。
各楽器のソロも意外に単調で、音色も、普段、この会場で聴いている群響の人たちと比較するとどうもぱっとしません。中では、勇壮な響きのホルンが印象に残りましたが、よくよく見てみると、群響のトップの方がトップ席に!?

どうも辛口になってしまいましたが、やはり作品の魅力の差だと思いました。レベルは低くても、アマオケが弾くブラームスの2番の方が、はるかに感動できました。最後の高崎市のために書かれたというリードの組曲がまあまあという感じでした。


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再びのラフマニノフ/交響曲第2番 [演奏会]

今晩は、近くのOフィルがラフマニノフの交響曲第2番を採り上げたので、楽しみに聴きに出かけました。

いや~、よかったですよ。演奏水準的には、同じアマオケである栃木県交響楽団などとはちょっと比較ができないとは思いましたが、作品のよさをよく示してくれていて、スコアを見ながら聴く嫌なお客である僕を大変満足させてくれました。

指揮者の解釈が、実に自然で無理がない。スコアに書いてある音楽を端正になぞっていくことによって、この音楽の魅力を自ずと引き出そうとする指揮者に好感を持ちました。

栃木県交響楽団のときは、力尽きたように感じたフィナーレも、今回は、他の楽章とのバランスもよく、メロディーがどんどん積み上がっていく壮大な終結部に向けて、本当にワクワクしましたよ。

今晩の演奏会は、演奏技術を越えて、作品の魅力を堪能できた、充実した演奏会でした。
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ヤング指揮のハンブルクフィル [演奏会]

もう2年も前になってしまいましたが、ハンブルクでヤングを2回聴きました。

最初は、州立劇場でモーツァルトのフィガロの結婚。2回目は、ハンブルクフィルの名曲コンサートでショスタコービッチやガーシュインを聴きました。

オケは、ドイツのオケにしては、あまり重々しさや音色の暗さはは感じませんでしたが、実に機能的な感じでイギリスや日本のオケに似たイメージを持ちました。フィガロは実に軽やかで美しくかったです。意外なほどロシアものやアメリカ物にも適応力を示していましたよ。

指揮に関しては、全く期待していなかったのですが、なかなか良かったと思います。品が良くて、よくまとまっていたと思います。ワーグナーなど、自分の得意分野ではなかったので、あまりきちんと評価ができないのですが…。

ブルックナーの3番のCD、ぜひ購入して聴きたいと思います。作品も大好きなので、期待したいです。

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初のボロディン交響曲2番! [演奏会]

今、仲間がやっているGオケの定期演奏会に行ってきました。

今回の定期では、ボロディンの交響曲第2番とダッタン人の踊りが採り上げられました。
これまで約25年以上、群響の定期演奏会を聴き続けてきましたが、これらの作品を聴いた記憶がありません。
特に交響曲は僕もディスクを持っておらず、借りたCDを何度か聴いて楽しみに出かけました。

演奏は熱演でしたね~! やはり最後の交響曲が一番の聞き物でした。僕の知り合いの方のソロは柔らかい音色で特に素晴らしかったです。第3楽章で見せ場のあるホルンのトップの人のソロも大拍手でした。あそこまでいくとアマとプロの差がない感じですね。

同じテーマを何度も何度も繰り返し演奏する、実に「くどい」(笑)第1楽章では、弦楽器群の厚みを楽しめました。

まあ、作品については、とても「名作」とは思えませんね…。ドイツ音楽好きからしたら、これって「交響曲」?って思ってしまうシロモノです。ロシアっぽい憂いに満ちたメロディや荒々しいオケの響きを楽しむ作品なんでしょうね。そうした意味では、基本的にダッタン人と同じですね。

中プロでは、フォレのペレアスとメリザンドが演奏されました。なかなかよくがんばっていましたが、この作品の難しさをアマオケの技術が越えられなかったと思いました。フランス物をアマオケが演奏するのは難しいものです。

話は違いますが、先週、G.ヴァントが北ドイツ放送響を振ったブルックナーの4番とレオノーレを演奏したDVDを買ってきて、昨晩聴いてみました。指揮もオケも映像も、会場もすべてが僕には最高でした。会場は、2年前に訪れたリューベックの教会。懐かしさに身が震えました。北ドイツ放送響のコントラバス奏者の中に僕の師匠の大学の同級生がいて、機会があればお会いできる可能性があったのですが、僕が行っていた時期には北ドイツ放送響の演奏会が開かれず、残念ながら涙を呑んだ経緯があります。

このDVDでは、このコントラバスパートが何度も写るのです。これがまた堪えられない!柔らかさと力強さが同居した素晴らしいコントラバスパートでした。






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アマオケによるラフマニノフ2番に酔う! [演奏会]

今日は、朝起きたら大雪だったので演奏会に行くには中止にしようと思ったのですが、家族の反対で予定どおり行くことにしました(もちろん、家族は宇都宮餃子を食べたい一心ですよ、笑)。

さて、宇都宮餃子の老舗、「餃子宇都宮みんみん」で焼き餃子と水餃子をたらふく食べて大満足した後、宇都宮市文化会館に向かいました。同じアマオケ奏者として、この大雪は客足にかなり影響があるだろうなと気の毒に思いながら向かいましたが、開場まで後30分もある段階で、すでに会館の外にまで連なるような行列に驚きました。

それでも、雪が降っていたためか、予定の15分前には開場してくれ、おかげでなかなかの良い席が確保できました。初めてのホールですが、僕らのオケの本拠地に比べると音響も会場の雰囲気も一ランク落ちる感じでした。改めて、僕らのオケは恵まれているな~と思いましたね。

ただ、1曲目のショスタコーヴィッチの祝典序曲のために舞台に出てきたメンバーをを見てさすがにうらやましく感じましたよ。団員が100名を越えているのですから、ヴァイオリンだけでうちのオケの総勢くらいいる!(笑)。バスは8名だったですね。すごい充実した弦楽器群で、一人ひとりはそれほどガリガリ弾いていないのに、出てくる音は豊かです。サイズは16型よりも少し大きかったように思います。

この作品、僕らのオケでも2年前に演奏しましたが難しかったです。でも、今日の演奏は、多くの点で僕らのオケの演奏よりも素晴らしかったです。華やかで大柄!この作品の面白さをよく出していて◎!!

さて、2曲目に演奏されたのは、クーセヴィツキーのコントラバス協奏曲。この作品をナマで聴きたくて、今日は、宇都宮まで来たのですよ。ソリストは、読売交響楽団の増山一成さん。指揮者の歌い回しが上手くて作品の美しさが際立ちましたが、それにしてもソロの音が小さすぎる…。ほとんど何をやっているか分からない。響きにくく、広いホールのためもあるかと思いますが、それにしてもソリストたるものもっと音量を出さないとコンチェルトが成り立たないと思いました、読売日本交響楽団の奏者といえどもオケ奏者の悲しさでしょうか…。オケの精度も1曲目に比べて明らかに落ちたのは、管楽器奏者が変わったせいか、作品が難しいのかは不明でしたが、これは奏者のレベルにばらつきがあるアマオケではよく感じることです。

さて、メインのラフマニノフですが、これは掛け値なしに素晴らしかったです。濃厚なラフマニノフ節に最初から惹きつけられました。オケの気合も十分で、なによりも、指揮者の井崎正浩氏によるセンスのよい歌いまわしには本当に関心させられました。相当に練達なオペラの指揮者だと思いましたよ。メロディが生き生きと呼吸していました。第1楽章から第3楽章までは各楽器のバランスもよく、オケの精度もなかなかでした。期待の第4楽章になって金管楽器が息切れしたり、バランスも少し崩れてしまいましたが、ここまで見事にこの作品を聞かせてくれたのは本当にすごいことだと思いました。正直、かつてナマで聴いた群響の演奏よりもはるかに感動的だったです。

なお、コントラバスのトップの人がかっこよかったです。ちょっと和泉元やのような雰囲気で、全身で音楽を表現しながら黒毛のフレンチ弓を鮮やかに操っていました。

家族の反応です。

妻:弦に厚みがあってよかった!ラフマニノフの55分の長さを感じさせなかった。
娘:高い音が良くでていた!ちょっと長かった。
息子:パパのAオケよりも上手いけど、群響よりも下手!

ちなみに、帰りは佐野市で佐野ラーメン(これも有名!)を食べて帰りました。これも上手かった~!


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モーツァルト戴冠ミサを聴く [演奏会]

昨日は、アマチュア合唱団の演奏会に行ってきました。3時間に及ぶ長い演奏会でしたが、僕が聴いたのは、オペラの合唱曲とモーツァルトの戴冠ミサです。

オペラは、ナブッコ、カルメン、アイーダといった有名曲でした。少人数ですから迫力はありませんが、衣装、振り付けも付けながらの合唱で、なかなかオペラの雰囲気を伝えてくれましたよ。意外(失礼)なほど良かったです。

メインプロの戴冠ミサですが、やはり作品が素晴らしいですね。僕らが演奏したシューベルトのミサ曲第2番(178歳の頃の作品)に比べるとやはりモーツァルト、メロディの深さ、転調の美しさ、なんとも言えず素晴らしかったです。

ただ、合唱パートのことは良くわかりませんが、オケパートの難易度がめちゃ高いですね。特にヴァイオリンパートの難しさはちょっとシューベルトと比較にならないと思いました。アマオケにとっては、相当に時間をかけて練習しないとちょっと人前では演奏できないのでは…と思いましたよ。

それでも、小編成の割には、オルガン(エレクトーン)の重低音も手伝ってか、なかなか重厚な演奏でした。
ソリストたちはプロの方がたでしたが、相当に立派でした。とくにバリトンの方の声質には生理的な好感を持ちました。柔らかくてベルカントな歌声で素敵でした。


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アマチュアは音楽を弾いて楽しみます [演奏会]

今日は、娘のフルート発表会があって、夜は、仲間のアマオケの演奏会に行ってきました。久々のダブルヘッダーでした。結構、疲れましたが、アマチュアのプレーヤーたちのがんばる姿を見て自分もやる気が出てきました。

娘は、フルートをはじめて1年経ったところ、音楽の勉強をずっとやってきただけあってか、進みが結構早くて、アルテの15課に入りました。相当のスピードでしょう。今日吹いたのは、「歌の翼による変奏曲」でした。この作品、結構、難しいのですよ。フルート暦30年近い僕でも人前で吹くのは、この作品は嫌ですね。何故かというと、まずは、高域で歌うというのが難しいこと、もう一つは、ヴァリエーションのところで指と舌がもつれやすいことです。

直前の練習では絶不調だったということで、朝、楽器を見てあげたのですが、驚きました。キーのネジが無くなっていて、パイプがブラブラしているのです。これでは音がまったくでないでしょう。タンポがずれていたくらいですから。「緊張したせいで高音がまったくでなくなった!」と言われていたのですが、明らかに楽器のせいでした。

ちなみに使っている楽器は、僕が大学生まで使っていたヤマハの311です。当時からネジが外れやすかったことを思い出しました。ちょっと遅かったですが、本番前に見てあげて本当によかったです。本番では、上手くできました。音も安定していましたし、音程もぴったりでした。音色や表現はまだまだですが、それはこれからでしょう。

さて、夜はGフィルに行って来ました。曲は、サンサーンスの交響曲第3番ほかのフランスプロでした。
オケって面白いですよね。アマオケでも、きちんとカラーがあって、そのカラーって、意外に変わらないものです。lこのオケの音は、全体に音色が暗いと思います。ドイツ志向の強い僕にとっては、「音色が暗い」ということは、決して悪い意味ではないのですが、それでも、フランス音楽を聴く際には、もっと艶やかな音色やキラキラした華やかさがほしいところです。今日、聴いていて、やっぱり「暗くて重かったです…」。うちのAオケに比べると弦楽器のプルトが多くて音の厚みがあるのが特徴で、オルガン付きのフィナーレなどはなかなか壮大に聴かせてくれました。ただ、この作品やりたいとは思いませんでしたね…。どうもダラダラしているような気がしてしまいました。

そういえば、今日の発表会は、結婚式場でコース料理を食べながらでしたが、意外!にいいものだなと思いました。今度、Aオケでもやってみたいです。ハイドンの交響曲とかテレマンのヴィオラ協奏曲をやってみたらどうでしょう。まさにターフェルムジーク(食卓の音楽)ですよ。


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