SSブログ

広上&群響のよるドヴォルザーク7番楽しい!! [群馬交響楽団]

先週末になりますが、群馬交響楽団の定期演奏会に行ってきました。

2013/02/23(土)【第488回定期演奏会】

指揮:広上 淳一(群響友情客演指揮者)
ハープ:吉野 直子
ヴァイオリン:水谷 晃(群響コンサートマスター)

三善 晃/ 弦の星たち
グリエール/ ハープ協奏曲 変ホ長調 作品74
ドヴォルジャーク/ 交響曲 第7番 ニ短調 作品70

グリエールのハープ協奏曲と三善晃の弦の星との組合わせという今期No.1の地味プロで今日はパスかな~なんて思っていたのですが、水谷さんのヴァイオリン、そして、吉野直子さんのハープともに素晴らしく、満足感の高いコンサートでした。

また、後半のドヴォルザークの7番は良かった!!広上さんの生き生きとした指揮による最高に楽しかった!!

血沸き肉踊るって感じですね。

それにしても技術的に難しい作品ですね。アマオケ奏者からも人気がある作品ですが、ちょっとアマオケには難しいかもしれませんね。

群響は、さすがにこの難曲を精緻に演奏していましたね。しかも、ドヴォルザークらしい、土俗的な魅力にも事欠かない! 音色もあっている気がしますね。

次回の定期は、自分の演奏会のゲネプロとバッティングしているので、今回が今シーズン最後の演奏会でした。コンマスの水谷さんが退団されるとのこと、大変残念ですが、新音楽監督の大友直人さんに大変な期待をしています。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

ブラームスを迎え撃つのは、やはりワーグナーとリストでした! [大人のオケ]

Aオケの今週の練習後に、10月に開催される定期演奏会の選曲が行われました。

メインプログラムは、ブラームスの3番に決まっていたので、前プロの選曲だったのですが、ワーグナー生誕200年を踏まえて、ワーグナーの作品が数曲並びました。

候補となったのは、

ジークフリート牧歌
マイスタージンガー前奏曲
ローエングリン1幕前奏曲
ローエングリン3幕前奏曲 です。

実は、この他に、トリスタンとイゾルデ前奏曲と愛の死とマイスタージンガーの3幕前奏曲+徒弟の踊りを提案していたのですが、選曲会議で外されました。(残念)

ワーグナーの他には、リストのレプレリュード、ロッシーニのウィリアムテル序曲、ヴェルディのナブッコ序曲などがありましたが、数度の多数決の結果、

リスト/交響詩《レプレリュード》
ワーグナー/歌劇《ローエングリン》から第1幕、第3幕への前奏曲
ブラームス/交響曲第3番ヘ長調

の4曲に決まりました。

ワグネリアンの僕としては、大満足の結果ですね。正直なところ、3幕前奏曲ではなくて、マイスタージンガーやりたかったのですが…。まあ、再びローエングリンに世界に浸かれることを考えたらうれしくて!

プログラムとしては、うちのAオケとしては珍しく、一貫性のある、標題的なプロになりましたね。バリバリのドイツですね!!個人的には、プログラム冊子に小論文を掲載したいくらいです。ローエングリンの初演者はリストですし、ブラームスの3番は最もワーグナー派から攻撃された交響曲ですからね。

昨年暮れに近県のTオケでやったプロと、ブラームスの交響曲の番号が異なるだけということになりましたが、これは本当のところ、偶然ですね。僕や何人かの団員はエキストラで行ってますが、他の団員さんはあまり意識していないとおもうので。3月10日に演奏するモーツァルトのパリも連続ですし、不思議なことです。

まあ、指揮者が一緒ですからね~。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

理想的なシューマンとマーラー5番に [群馬交響楽団]

昨晩、群響定期を聴きました。

ジュネーブ国際優勝時にリアルのだめと呼ばれた萩原麻未さんをソリストにシューマンのピアノ協奏曲、後半はマーラーの交響曲第5番が演奏されました。

素晴らしいクオリティの演奏と感心しっぱなしでした。ソロはキラキラした万華鏡のような音色、マーラーのオケはめちゃくちゃうまい!
nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

エラリー・クイーン「オランダ靴の謎」に喝采! [読書]

先週あたりから、久しぶりにエラリークイーンの推理小説を読んでいました。
今日、読み終わり、大満足のできでした。

読んだのは、「オランダ靴の謎」です。

ご存知の方も多いと思いますが、エラリー・クイーンの小説は大きく、2つの流れがあります。

一つは、今回の小説も含まれる、国名シリーズ。作家と同名の名探偵エラリークイーンが主人公のシリーズです。

探偵エラリー・クイーンが初登場するローマ帽子の謎に始まり、人気の高いエジプト十字架の謎など、国名が付けられているのが特徴です。僕は、昨年、中学生以来でしょうか、「エジプト十字架の謎」を久しぶりに読み直し、血沸き肉踊る感動を受けました。また、ポアロ物やホームズなどとは異なる、作家の精緻な筆運びに感嘆させられましたね。

二つ目は、推理小説界の金字塔とも言われる、ドルリーレーン4部作です。

Yの悲劇、Xの悲劇、Zの悲劇、みなさんも知っていますよね!
毎年出版される推理小説ベスト100とかで、Yの悲劇は、いつも1位か2位に入っていますよね。

この4部作はどれも最高の傑作で、僕は10年おきくらいに何度も読んでいます。本当にすごいです。読んだことのない人は絶対に読むべきですよ。

日本ではYですが、欧米では、むしろXの評価が高いのだそうです。
ちなみに、こちらは、エラリークイーンではなく、バーナビー・ロス名義で書かれています。

さて、今回のオランダですが、奇っ怪な雰囲気を漂わせる「エジプト」やレーンシリーズなどに比較して、地味なストーリ展開ではありますが、読んでいて、「さすがエラリークイーン!!」「これぞ推理小説」と拍手喝采をおくりたくなる素晴らしい出来栄えでしたね。

無駄がなく、知的なストーリー展開は、クイーンの真骨頂でしょうが、この「オランダ」は素のストーリーが地味なだけに、むしろ論理展開の魅力が素晴らしく、本当に感銘を受けました。

読んでいて嬉しくなる推理小説、久しぶりに喝采ですね!いい本です。


オランダ靴の謎【新版】 (創元推理文庫)

オランダ靴の謎【新版】 (創元推理文庫)

  • 作者: エラリー・クイーン
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2009/06/25
  • メディア: 文庫



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

今年は不思議に交響曲第2番づくしでした! [大人のオケ]

今年も今日でおしまいですね。個人的には、減量も出来たし(笑)、子どもたちもがんばって、とてもいい年でした。

音楽活動も充実していました。エキストラも含めて不思議なことに交響曲第2番ばかり演奏した年でした。

ブラームスのエピソードが特に有名ですが、作曲家にとって、第1番目の交響曲を書くことに対する思い入れが強く、やや肩に力の入った作品であるのに対して、第2番はそのプレッシャーから解放された伸びやかさがあるような気がします。

演奏したのは、

ラフマニノフ/交響曲第2番ホ短調
マーラー/交響曲第2番ハ短調「復活」
ブラームス/交響曲第2番ニ長調

の3曲です。それぞれが名作で弾いていて本当に楽しかったです。

しかも、来年の3月には、近隣オケのエキストラで

シベリウス/交響曲第2番ニ長調

も演奏しますので、第2番尽くしが続くことになります。

来年は、Aオケでは、モーツァルトの31番、ブラームスの3番が決まっています。ワグネリアンとしては1813年に生まれたワーグナーの生誕200周年の記念の年ですから、トリスタンやリングなどの名作を演奏してみたいものです。どこかのオケが取り上げてくれないかな~!5弦持って、行きますよ!!






nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

手打ち蕎麦さとみで柚子ぎりを [グルメ]

昨晩は、久しぶりにそば専門店のさとみに行ってきました。

今回は、僕は、おせいろとさらしなの二色、子供たちは、鴨汁せいろ、きのこせいろを食べました。

いや、本当にこのお店のそば、おいしいです。さらしなの柚子ぎり、絶品といっていいと思います。

子供たちの食べた暖かいそばも最高でした、お薦めです。
IMG00486.jpgIMG00487.jpgIMG00484.jpg


さとみさんのHPです↓
http://www7b.biglobe.ne.jp/~satomi_soba/index.html


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog

祝・日本クラシック音楽コンクール全国大会フルート部門5位入賞! [コンクール]

今日は、娘が出場する日本クラシック音楽コンクール全国大会がかつしかシンフォニーヒルズのアイリスホールで開催され、週末出勤の振替休日を取って、僕も行ってきました!

昨年は、全国大会に出演できただけで満足してしまい、入賞できなかったことにもあまり悔しさはなかったのですが、今回は、娘は本気モードで練習を積んでおり、師匠の手厚い指導の下、完成度も高くなっていたので、入賞の期待を持って本番当日を迎えました。

着いてすぐに中学生の部のコンクールを聴いたのですが、ホールの素晴らしい響きに嬉しくなりましたね。

さて、高校の部が進み、娘の出番となりましたが、舞台上に出てきた娘がこれまでになく堂々としていてまずは安心しました。場数を踏んできた成果ですね。

曲の冒頭のフルートの登場部分をまずは無難にこなし、それから最後まで落ち着いて表現を丁寧に演奏することができました。

僕は今回の37名の出場者のうち、娘の前後の10名ほどの演奏を聴いたのですが、音色の豊穣さとフレージングの自然さは娘の特長だな〜と改めて認識しました。

特に第2主題やロンド形式のCの新メロディの部分などは、本当に美しいソノリテで、音程の良さと歌の自然さが耳の良さをはっきりと表していたと思いました。

一方、低音の力強さや音楽の強靭さにやや欠けるのが今後の課題でしょうね。

他の参加者も、さすが地区予選、地区本選を抜けてきただけあって、レベルは大変に高く、選曲もイサンユンのエチュードやベームのグランドポロネーズ、タファネルのミニオン、魔弾、イベールのコンチェルトなど難曲を取り上げていて、ほとんどの人がミスなく吹いていたことには驚かされました。

そんなこともあって、順位はどうなるかなとは思いましたが、娘の演奏はとてもきれいで全体的に減点箇所が見当たらなかったこともあって、今回は入賞を確信しました。

表彰式が始まり1位から順次発表が行われましたが、1位、2位は該当なし、3位、4位は別の方が受賞したので、ちょっとガッカリしていたところ、なんと、入賞最後の5位で娘が呼ばれました!

娘は3位以内に入れなかったことを残念がっていましたが、全国大会で、しかも2年生で5位に入賞できたことは本当にスゴイことです。

今年の最後をうまく飾れたので、本当によかったです。これからは、学校の後期試験に向けてカルクエラートというドイツ近代の作曲家によるアパッショナートソナタという無伴奏作品に取りかかります。

IMG00470.jpg

nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog

魔の山~Der Zauberberg 第2巻を読み終わる [読書]

昨日、魔の山第2巻を読み終わりました。

やはり、素晴らしい作品でした。

詳しい感想は、また、後日、書きたいと思いますが、第2巻では、一気にスピード感が上がり、トーマスマンのロマン的「時間性」の扱いに舌を巻きました。

実は、このロマン的時間性は、僕の修士論文のテーマなのですが、魔の山を読むまで、僕は、マンの手法は知りませんでした。

マンの故郷、リューベックに行って以来、読みたいと思っていた「魔の山」、読んで良かった。主人公ハンス・カストルプの7年間の療養生活を描くストーリーを1年以上かけてじっくり読みました。

第一次世界大戦に出征するため、療養所をあとにするカストルプに対して、師匠でもあるイタリア人のセテムブリーニが日頃の「エンジニア」という呼びかけから、duで呼びかけるシーンが大変心に響きました…

重厚な作品ですが、心のひだのようなものも丹念に描かれています。

魔の山 下 (新潮文庫 マ 1-3)

魔の山 下 (新潮文庫 マ 1-3)

  • 作者: トーマス・マン
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1969/03/25
  • メディア: 文庫



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

ローエングリン、ブラームス2番、今日本番! [コントラバス]

今日、埼玉県のアマオケの定期演奏会に賛助出演します。

曲はもうなんどか書いていますがローエングリン1.3幕の前奏曲とリストのレプレリュード、そして、ブラームスの交響曲第2番です。

プログラムの素晴らしさに惹かれて賛助を受けてしまいましたが、やはり、きつかった…

昨晩、ゲネプロがありましたが、ブラームスの4楽章にちょっと弾けない箇所があります。じっくり練習を積めばできるパッセージなのですが、なにせ、練習期間が短すぎた感じです。

個人的には3度目のブラ2ですし、中学生の頃からの愛聴曲で隅々まで知っている作品ですが、コントラバス奏者としては、初めての演奏なので、ブラームス独特のヘミオレのリズムにちょっと戸惑うところもあって、なかなか手ごわいですね。

でも、流石に超名曲! 弾いていて気持ちのよいことこの上ない!!

ワグネリアンとしては、ローエングリンも最高ですね。特に、初めて演奏する第1幕は、本当に白鳥や聖杯の騎士が登場するような清らかな美しさに驚かされます。

このローエングリンとブラームスの2番について音楽界を二分して論争していた時代のなんと素晴らしいことか!

精神文化の芳醇さに憧れます。

それでは行ってきます。演奏会は2時からです。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。