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学生音コン東京大会フルート部門の報告 [コンクール]

もうだいぶ前の話になってしまいましたが、10月18日に学生音コン東京大会の本選が開催され、全員の演奏を聴いてきました。

結果は、娘は、3位までに入賞できず、入選に終わりました。

負け惜しみなので、本当はあまり書きたくなかったのですが、事前にご案内していましたので、報告させていただきます。

結果だけ見ると、演奏がうまくいかなかったのかな?とか、他にうまい人がいたんだね!と思われるかもしれませんが、実はそういう感じではありませんでした。

音色については、会場にフルートの音色をきれいに響き渡らせることができていましたし、技術的にも安定していました。

会場で聴いていた複数の専門家から、「入賞するだろう」との感想を聞いていたので、入賞から漏れるなんて想像もしていませんでした。

発表を見たときは、本当にがっかりしましたよ。かつて経験したことのない失望を感じましたね…。

長いフレーズ感を前面に出し、表現も大柄なモーツァルトとなっていて、他の出演者の方々と比較しても、抜群に生き生きとした演奏に感じたのですが、やはりモーツァルト難しいです…。

実は、学生音コンの直前に行われた日本クラシック音楽コンクールの埼玉地区本選でも、ある審査員から満点(90点)をいただいたのに、ある審査員からは、本選通過点(80点)を下回る78点を付けられたのです。

これには驚きましたが、今回の学生音コンでも、結果を見ると特定の審査員に嫌われたのかなと思いましたね。コンクールで勝つのは難しいです…

そんなことで日が経っても審査結果にモヤモヤしていましたが、先日、ある先生から、 「予選の演奏が本当に良かったので残念だね。もっとも、本選の演奏も悪くなかったのだけどな、惜しかったな。」とお話いただき、少し溜飲を下げることができました。

娘とは、この先生の評価で今回の結果を納得しようと話していたのですが、これで娘も完全に自信を取り戻し、受験モードに切り替わりましたよ! 親としても安心しました。

12月に開催される日本クラシック音楽コンクールの全国大会への出場が決まっていますので、こちらの準備にも追われています。クラコンの全国大会には学生音コンで戦った人たちも参加していますので楽しみです。

もっとも、師匠からは、大事なのは受験なので、コンクールの結果にはこだわらないようにと釘を刺されていますけどね(笑)。

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我が家のクラコン地区本選が終了、姉弟ダブルで全国へ! [コンクール]

9月20日に開催された全日本学生音楽コンクールの東京大会予選に娘が出場以来、9月、10月は我が家は二人の子供がそれぞれ2つずつのコンクールにエントリーしていたので、大変なことになっています。

娘は学生音コンとクラコン、息子はクラコンと管弦打楽器ソロコンです。

息子のピアノの先生でもある、優れたピアニストの方に毎年伴奏をお願いしているのですが、今年は、モーツァルト、ラロのコンチェルトと全く毛色の異なる作品をお願いしており、しかも、それぞれのコンクールの予選、本選と日程が入り組んでいるため、ピアニストの先生にものすごく負担をかけています。スミマセンm(__)m

そんなことも踏まえて、重複しているクラコン本選については、娘は、先週行われた埼玉地区本選に出場し、息子は本日行われた群馬地区本選に出場したのです。

さて、埼玉地区フルート部門の本選では、高校生の部に6名がエントリーする中、モーツァルトの同曲を演奏した方が3名いましたよ。皆さん、学生音コンの予習だったのでしょうね。

娘は、文句の付けようのない完成されたモーツァルトを披露してくれ、一人の審査員から90点満点をいただき、無事、本選を通過し、クラコンでは全国大会への出場を決めてくれました。

今日は、日本クラシック音楽コンクール群馬地区のヴァイオリン部門本選に、息子が出場しました。

8月に行われた予選では、音程ミスが目立ち、本人も納得のいかない結果だったと思いますが、今回は、テンションが非常に高く、また、ハバネラのリズムのところでは、色気があるな~と感心するような歌いまわしで演奏していました。

音程については致命傷もなく、完成度も十分だったように感じました。

結果、息子も1名の審査員から最高点の90点をいただけました。上下カットの結果、平均85点をゲットして、見事、全国大会への出場を決めることができました。この結果には、本人も大変満足していると思います。

今回は、本人もだいぶプレッシャーを感じていたようですが、地道に練習を積んだ結果が出たと思い、本当によく頑張ったなとほめてあげたいです。

ヴァイオリン部門の全国大会は、12月17日にかつしかシンフォニーヒルズで開催されます。あと2か月あるので、演奏の精度を上げてきたいと思います。

まあ、その前、10月18日に学生音コンの本選があるので、今度は、気分はモーツァルトに逆戻りですが…

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ワーグナー生誕200周年記念コンサート [ワーグナー]

ワーグナー生誕200周年記念コンサート見ました。

もう3回も繰り返して見ました。感動で一杯です。
忘れていたワグネリアンの魂が甦りました。

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それも、ティーレマンの指揮に感動をもって応える素晴らしいオーケストラ、バイロイト祝祭管弦楽団であればこそです。

ワルキューレ第1幕全曲に始まり、トリスタンとイゾルデ前奏曲と愛の死、ジークフリートからラインへの旅と葬送行進曲、最後にマイスタージンガー前奏曲。凄まじい!言葉にならないほどの。

特にジークフリートからの2曲は、ドイツの歴史を想起させられ、寒気を覚えるほどの名演です。

何度でも見たい、聴きたいです。やはりワーグナースゴいよ!

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会田りぼんちゃんのブルッフに感銘! [群馬交響楽団]

月曜日は、ドイツ音楽の群響定期でした。1曲目のブルッフのヴァイオリン協奏曲では、会田りぼんさんのソロに感銘を受けました。

まさに重厚な音色と解釈!楽器がよく鳴ること。解釈も知的で、ソリストの自我でなく、「音楽」だけが聴こえてくる。

素晴らしい逸材ですね。作品の魅力が数段上に聴こえました。これは名演でしょう。

りぼんさんには、日本音楽コンクールのドキュメントを見て以来、注目していました。本選のバルトーク、第3楽章が放映されましたが、これは素晴らしい名演でした。大好きなブルッフで聴くことができてよかったです。

いつかバルトーク、ブラームスなども聴いてみたいです。本人はコンマス志望と聞いているので、群響のコンマスに!!

さて、後半のブラームスのドイツレクイエムでは、まずは、『渋い!』の一言( ´△`)

結構、難解な音楽で、転調が独特ですね。アマチュア中心の合唱も大変でしょうね、きちんと譜面を読むのは。

でも、聴き進むにつれて、じわじわ感動してきました。やはり大家の名作ですね。ワーグナーのマイスタージンガーと同年に初演されたこの作品の真価に触れた気がしました。僕は、不思議なことにフーガが始まると感動していました。

ソリストはもちろん素晴らしかったですが、群響合唱も頑張ったと思います。作品の良さをしっかり伝えてくれました。

オケは、北ドイツのオケのような音色でSehr gutでした。
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難関の学生音コンで予選通過!(フルート部門) [コンクール]

昨日、毎日新聞社の主催、NHK後援の全日本学生音楽コンクール東京大会、いわゆる学生音コンのフルート部門の予選が東京千駄ヶ谷の津田ホールで開催されました。

52名の出場者が、ケーラーのミディアムエチュードから10番、そして、カステレードの12のエチュードから1番を演奏しました。

娘は、34番目に演奏しましたが、見事、今年は本選に進むことができました。昨年の悔しい借りを返してくれました。
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ケーラーは、暗いイ短調の響きとアダージョのテンポの中で、音が細かく綾を織りなし、そして、最後のクライマックスで長調に転調するという、まさにオペラのアリアそのもののような作りのエチュードです。

暗い音調のケーラーに対して、カステレードは、変拍子による軽快なテンポの中で、音の遊びを繰り広げるような短い作品です。

僕は20名くらい聴きましたが、やはり、2曲を通じて、安定した技術で、丁寧な解釈で演奏していた人が通った感じです。

本選は、10月18日に赤坂のサントリーホールで行われます。
今度の課題曲は、モーツァルトのフルート協奏曲第2番から第1楽章です。

幸いなことに、この後、学校主催の校外演奏会とクラコンの地区本選がありますので、これらをいい意味でリハーサルとして、学生音コンの本選にぜひ臨んでほしいです。
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バルトークのデュオ [大人のオケ]

坊主が、うちのAオケの若手奏者と一緒にバルトークのデュオから6曲演奏しました。

この作品集、1番あたりは初心者向けではありますが、最後の44番あたりになるとかなり難しくなってきますが、44番はなかなかの名演です。

No.1...00:15 
No.3...01:18
No.14...02:18
No.32...03:12
No.43...04:08
No.44...05:20



2013.6.30群馬県生涯学習センター多目的ホール
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新村理々愛&群響のバッハと再びのマイスタージンガー! [群馬交響楽団]

4月から滅茶苦茶忙しく、なかなかブログに記事を書けなかったのですが、最近、いくつか音楽関係のトピッックがあったので久しぶりに記事を書いてます。

一つは、6月の群響定期ですね。フルート奏者の卵を育てているわが家にとっては、実に興味深いソリストが登場しました。新村理々愛さんです。

彼女は、題名のない音楽会に何度も出ていましたし、娘が出場していたコンクールで最年少グランプリをとるなど、コンクール歴もすごいので、以前から注目していたのですが、まさか、群響定期のソリストで聴けるとは思いもよりませんでした。

しかも、作品が大好きなエマニュエルバッハの二短調コンチェルトです。

30年近く前に買ったニコレのCDを以前にはよく聴いていて、自分でも演奏したくて譜面を購入したほどです。

なかなかの難曲で演奏する機会はありませんでしたが、今回、新村さんの演奏を聴いて、度肝を抜かれましたね。芳醇な音色、そして圧倒的なスピード感。若い演奏とは思いますが、清々しい演奏に好感を感じました。

そうそう、金髪もとても似合っていましたね(笑)

いつか、娘も彼女に負けない演奏をしてほしいですね。

それと、7月末に近隣オケのエキストラでマイスタージンガーを弾くことになったのもワグネリアンを名乗る僕としては、トピックですよ。

土曜日に初めての練習でさっそくマイスター練習しましたが、やはりいい曲ですよ。全身全霊で弾かせていただきました。

今週末に自分のホームオケでジークフリート牧歌を指揮しますし、秋の定期に向けてローエングリンの前奏曲も練習していますので、今、ワーグナー漬けになっているといっても過言ではありませんね。

ジークフリート牧歌を演奏する演奏会では、息子がA オケの若手ヴァイオリン奏者とバルトーク44のヴァイオリン二重奏曲から1、3、14、32、43、44番を演奏します。

昨日の夕方その合わせが行われましたが、聴いていてバルトークの天才に惚れ直しましたね。綿密にして豊潤な音の世界。演奏も素晴らしいです。
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バッハとワーグナー [大人のオケ]

今日は、Aオケの有志メンバーによる室内オケの練習がありました。
練習したのは、バッハのブランデンブルク協奏曲第4番とワーグナーのジークフリー
ト牧歌の2曲です。

6月30日に開催される室内楽の団内発表会で披露するためです。

いや〜、最高でした(^.^)

ブランデンブルク協奏曲第4番は、今からちょうど20年前、フルート奏者時代にソ
ロを担当して演奏したことがあります。
ヴァイオリンのソロは、今、東京シティフィルのコンマスをしている戸澤哲夫君にお
願いして、バックは前回もAオケのメンバーに弾いてもらいました。
指揮は、今、日本大学哲学科の准教授で、音楽評論家でもある高橋陽一郎君に振って
もらいました。
まあ、若手音楽家を招いた演奏会で、アマオケメンバーの僕らとしても相当に気合い
の入った演奏会だったのです。

その時も素晴らしい作品と感銘を受けましたが、今回、コントラバス奏者として参加
してみて、バッハの天才ぶりに圧倒されましたね。
特にフィナーレのフーガのなんと素晴らしいことか!綿密であるにも関わらず、清々
しい歌に満ちている!
また、今回は、フルートではなく、リコーダーでの演奏であることから、オリジナル
な雰囲気、優美な感じがいっそう高まっていて素晴らしい。
普段はファゴット、オーボエを吹いている2名のAオケメンバー、ブラボーですね。

後半はワーグナーのジークフリート牧歌の練習でした。こちらは、指揮を担当しま
す。
普段は、団内指揮者として合奏の代振りはするのですが、ワーグナーのようなロマン
派の作品を本番で振るのは、さすがにプレッシャーです。
ワーグナーの小品ですが、さすがに難しいです。転調も頻繁に行われますので、弦楽
器の音程を取るのが難しいですね。また、テンポも相当に揺れますので、指揮はそれ
は難しいですよ。

ただ、演奏していると、やはりジークフリートやトリスタン、マイスタージンガーを
彷彿とさせられる箇所が頻発していて、ワグネリアンとしてはしびれますね〜o(^▽
^)o

作品もよく書かれていて、CDを聴いているだけに比べると、作品の重層的な魅力が
よく理解できます。
これから作品が仕上がっていくのが楽しみです!!
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スペイン交響曲とシベリウスの交響曲第2番! [大人のオケ]

先週から2週にわたり2つのオケの演奏会に出演してました。

各々、土曜日にゲネプロがあったので、2週にわたりコントラバス三昧でした。

楽しいのはもちろんですが、体力的にはかなりきついのも確かです。今日は、筋肉痛と全身疲労でバテバテです(>_<)

うちのAオケの演奏会では、モーツァルトのパリシンフォニーを快速テンポでノリノリで演奏しましたが、今日はホームではないK響の定期演奏会で、ラロのスペイン交響曲とシベリウスの交響曲第2番でした。

ラロは、たまたま息子が今年のコンクールで弾くためにさらっている作品だったこともあって、オケの方々にお願いして、息子もオケの一員として舞台に載せてもらいました。

ソロは、群響の第一ヴァイオリン奏者の佐野さん。本当に素晴らしいソロで、バックで弾いていても引き込まれてしまいましたよ。勢いで弾くのではなく、とても抒情的で美しい音色のソロだったように思いました。本番では、僕もかなり気合いが入りました。息子も感激してました。

さて、シベリウスは、うちのAオケで第1番に苦労した記憶もあって、やや苦手意識もあったのですが、1番に比較して、格段に名曲と感じましたね。

特に第2楽章は、全体に暗い音色で書かれていて、コントラバス的にもとてもオイシイです。弾きにくい箇所も本番ではそれなりに演奏できたと思いました。

難所でもある第3楽章から第4楽章へのブリッジの部分も決まりましたね。(^.^)
これで、今シーズンの交響曲第2番シリーズは終了です。

ラフマニノフ、マーラー、ブラームス、そして今回のシベリウスと交響曲第2番を弾いてきましたが、さすが大作曲家、どの作品も本当に素晴らしい作品で甲乙つけがたいですね。

それぞれの魅力は異なりますが、どの作品にも言えることは、コントラバスパートが楽しい!ということですね。

今後、弾いてみたい2番交響曲は、ベートーヴェンですね。これも本当に素晴らしい作品ですよね!
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Aオケのフィランディアをyoutubeで公開しました! [大人のオケ]

昨年に行なった定期演奏会で1曲目に演奏したフィンランディアの映像をYouTubeに公開しました。
リスナーの耳で聴くといろいろあると思いますが((^_^;)、一生懸命練習した結果ですね。

いずれ、名演(!?)だったラフマニノフの交響曲も公開したいと思います。


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